岐阜ダイビングセンターには、レジャーのCカードランクとは無関係に国家資格潜水士を保持し、知識と技術を持ち合わせたダイブチーム「MISSION」があります。
このチームは、潜水指導歴30年の田口以外に、海・川・湖など潜水場所を問わず、潜水歴25年以上、経験ダイブ数500本を超え、様々な職種・職歴を持った若き潜水士が所属して活動しています。
「ダイバーにしかできないこと」をポリシーとして定期的に訓練を行い、安全潜水のため知識と技術の向上心あるダイバーが集まって活動しています。
ホームページより岐阜ダイビングセンターの扉をたたき、潜水士準備講習会で実践的かつ業務に従事する潜水士としての座学を学び無事合格した後、スクーバダイビングの技術トレーニングを3日間マンツーマンで行い、本日立派な潜水士が誕生しました。
これからは、MISSIONメンバーの先輩潜水士がバディとして知識と技術を伝え、立派な潜水士に育ててくれるでしょう。潜水士Marin@さんおめでとうございます。
また、本日はちびっ子ダイバーのトレーニング日です。
当日の朝「カッパのおさら」のお約束をしっかり守り、水遊びの準備は完璧です。
水遊びの必需品ライフジャケットとウエットスーツを着装し、先月マスクとスノーケルの使い方を学んだ兄妹は、もう立派なスノーケルダイバーです。
スノーケルダイバーからスキンダイバーになるためには、耳抜きが必要です。
潜水医学界でご尽力いただきました眞野先生の著書にもあるように、「ダイビング中の障害のやく80%は耳の障害であり、耳抜きができないことは水中でパニックを引き起こす要因でもあります。
一方小児の場合、解剖学的に耳管の構造は、10歳前後で小児型から大人型へ移行するのですが、実は小児は耳抜きを行う必要がほとんどなく無自覚で潜降できることもあるようです。」
確かに当時4歳の息子にスキンダイビングを教え、当日、耳抜きがスムーズにできればスクーバダイビングを一緒に楽しんでいた経験があります。
このように、正しい水への接し方、水との楽しみ方や道具の使い方、潜水知識と技術の基礎を正しく学び、できるだけ早い時期から子供達がダイビングに馴染み、子供達の情操と感性を高め、より豊かな経験のお手伝いができれば、ダイビング指導者としても本望です。
いつかちびっ子ダイバーがMさんのような立派な潜水士となり、私のバディとして水中を導いてくれる日が楽しみです。
今日もありがとうございます。
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