「DIVE TEAM MISSION」今回のミッションは「検索・捜索」のトレーニングダイブです。
消防・警察・保安庁など公的機関の潜水士も、検索・捜索などのサーチ&レスキューを行います。
このサーチ&レスキュー・リカバリーには、潜降~浮上までの潜水の基本スキルはとても重要です。
レジャーダイビングでも潜降・浮上などは指導しますが、潜降から浮上まで常に同じ位置を維持し、必要な計画から実施までを一人一人が確実にできるようにトレーニングを行います。
これが実践のサーチ&レスキューに最低限必要な基本スキルになります。
潜水士は、常に水中をイメージしながら打合せに参加できなければなりません。
今回は、直径10㎝程度の小さな目標物をボート上から適当に落とし、3人1バディのラインを使用した検索トレーニングを行います。
「それぞれの目標物を潜水開始から終了まで10分」を目標にトレーニングを行いました。
サーチ&リカバリーで重要なのは、まず情報整理です。この情報の整理がきちんと出来ないと無駄に潜水士の体力やエアーを奪い、体内の残留窒素など増やしてしまいます。
2つの目標物を最後に確認した大まかな情報から検索エリアを絞り込み、目標物の検索から発見・回収まで手順を陸上にてバディで確認します。
確実な潜水基本スキル、情報からの絞り込み、綿密な事前打合せ、自分の役割を確実にこなすことができれば、経験上それほど時間はかかりません。
岐阜ダイビングセンターのダイバーが所属するチームMISSIONでは、潜水士だからできること・潜水士にしかできないことに視点を置き、活動方針として、海だけでなく湖、河川など身近な水辺で
「水難事故防止の啓発活動」と「自己潜水技術の向上とグループ潜水活動」を目的に定期的にトレーニングを行っています。
興味のある方は、ぜひお声かけください。
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