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水から命を守る授業(着衣水泳)

目次

「2025年 命を守る授業」 〜ライフジャケット体験、着衣水泳体験〜

  • 7月1日午後 池田町立 八幡小学校  「終了しました」
  • 7月7日午前 岐阜市立 鏡島小学校  「終了しました」
  • 7月15日午前 岐阜市立 徹名さくら小学校 「終了しました」
  • 7月17日午前 岐阜市立 且格小学校
  • 8月1日午後  長森西子ども会インリーダー

 子どもたちの「おどろき」、「発見」、そして「笑顔」が私たちの原動力です。お手伝いいただけるボランティアサポーターを募集しております。子どもたちのいのちを守るために、あなたの力をお貸しください。

連絡先:岐阜ダイビングセンター 田口まで

「水の力をかりるために、大切なこと。」

水にはみんなが知らない間に助けてもらっている、すごい「力」があるんだよ。

どんな力なんだろう・・・

今、着ているこのライフジャケットは、浮くかな? 沈むかな? 

浮く〜! 浮く、浮く! 

では、この小さなペットボトルは?  水筒は?

先生が背負っているこのランドセルはどうかな?

浮くと思う! 沈むと思う!

みんなプールで「だるま浮き」ってやったことある?

ある〜!  ある、ある!

みんなは、水に浮いたかな? 沈んだかな?

浮いた〜!

みんなの体までも浮かすことができるすごい「力」が、水にはあるんだね。
今日は、「水の力」をうまくかりるために大切なことを伝えるから、このあとプールで試してみようね。

 2024年夏、小学校体育館にてこのような形で授業が始まりました。2022年活動開始から今年で4年目の「水から命を守る授業」です。

2024年には、岐阜市内の小学校2校(総勢140名)の子どもたちと「水」について一緒に学びました。①ライフジャケット着用体験、②ペットボトル浮き、③背浮きを体験しました。授業内容は、時間、規模、状況などに合わせ子どもたちの「知りたい」そして「もっと学びたい」を大切に、清流長良川の水のように止まることなく常にアップデートし活動しています。

 岐阜ダイビングセンター田口は、祖父は長良川の船大工、川漁師、父は潜水指導者で、幼い頃から海や長良川など水辺で遊び育ちました。祖父、父、そして水は、私の良き指導者であり、たくさんのことを教えてくれます。「危険」は排除するものではなく「自ら身を守る想像力と行動力」を身につけるために必要な要因でもあります。教科書やYOUTUBEの映像では決して得られないことがたくさんあり、「体験から学ぶ驚きと発見」は、教育指導の基礎であると考えています。

現在、レジャーダイバー育成だけでなく、国家資格潜水士試験講師、岐阜県内水難救助隊消防士訓練指導など、自ら学んできた経験がさまざまな方面での指導に活かされており、岐阜市消防本部、関市中濃消防組合消防本部、養老町消防本部から年間通して救助隊潜水士養成依頼を受けています。30年以上にわたりプロの潜水士への指導者として今も、水から学び続けています。

 これまでの指導経験を活かし、子どもたちに「水のちから」・「水に対する心構え」、そして最も大切な「水の楽しさ」子どもたちと一緒に学んでいます。

ライフジャケット着用体験は、水への不安を取り除き、水に対する危険予測も身に付くと考えています。 2024年7月
救助隊員潜水士でもあり、岐阜市の消防士さんが当日朝ボランティアに駆けつけてくれました。ありがとうございます。

  子どもたちへのボランティアサポーターを募集しています。

  あなたの経験から学んだ知恵と力をぜひ貸してください。そして、子どもたちと一緒に水から学びませんか?

No teaching without learning.

  ・ライフジャケットが楽しかった! ・ライフジャケットは大きいので沈むと思っていた。

  ・小さなペットボトルで30kgのぼくが浮いたのはおどろいた。  ・水の「力」ってすごいとおもった。

  ・身近なものがこんなに浮くことに驚いた! ・服が濡れると陸では重く、水中では動きにくいことがわかった。

 水から命を守る授業がおわると、いっしょに学んだ子どもたち一人一人からお礼の手紙をいただきます。この手紙こそが、私の指導参考書(赤本)でもあります。子どもたちの感想の中に、指導ヒントがたくさん書かれています。いつも改めて考えさせられることは、大人の目線と子どもの目線(見方)が異なっていることです。体と心の成長とともに気がつかなくなってしまっていたこと、子どもたちから学ぶことがいつもたくさんです。

 また、元海上自衛隊潜水士・航空士であり、国立大学鹿屋体育大学で講師を務めていた永濱末雄先生の下で、水への接し方、潜水の基礎を一から学び直し、潜水指導者として大切なことを今も教えていただいています。

私が指導者としてあるために、常に心に問いかけてくる下記の魔法の言葉が今もあります。

When you stop learning you stop teaching. by Roger Lemerre

(学ぶことをやめたら、教えることをやめなければならない)

There is no teaching without learning. by Paulo Freire

(学びなくして教えはない)

「ぎふMIRAI’sサポーター」に登録しています。

 岐阜市教育委員会では、令和5年度から岐阜市教育振興基本計画を新たに策定し「希望あるふれる未来を自ら拓く力を育む教育」に向けて始動しました。この教育の根底をなす取組として、【ぎふのまちと人から「生きる」を学び、社会参画する力を培うこと】を目的として、令和5年より岐阜市教育委員会学校指導課「ぎふMIRAI’s」が開始しました。

 「ぎふMIRAI’s」のコンセプトは、岐阜市の資源(人、もの、こと)を深く知り、主体的に関わることを通して、自分の夢や目標、なりたい自分や生き方について考えること。「知る」「関わる」「拓く」の3つを相互作用させ、グローバルな視野で活躍できる「岐阜市の子どもたち」としています。

 岐阜の潜水士として、また私の経験が「子どもたちのために」なにかお手伝いできればと思い、「ぎふMIRAI’sサポーターズ」の一員として登録させていただいおります。

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