スキルアップ
ステップアップダイビング
現在のCカードランクからのレベルアップとして、変化するダイビングン環境に適応できるトレーニングを行います。すなわちCカードのランクアップコースです。Cカードのランクアップは、徐々にダイビング全般の知識と技術を向上させ、生涯スポーツとしてダイビングを安全に楽しむことを最終目標としています。
当店では、本格的にダイビングを行う方には、スクーバダイバーコースからの受講をお奨めしています。これは、スクーバダイビングは、継続的にダイビングを続け、経験を増やすことでダイビング技術も上達します。スクーバダイバーCカード取得後、インストラクターと一緒に自信の付くまで経験を積んでから、自己責任でダイビングを楽しむオープンウォータコースへ進んでいただくのが、不安も少なくダイビングを長く楽しむことができると考えているからです。
ダイビングの上達は知識と経験からです。ダイビングスクールは、技術を身に着ける場所です。技術習得は安い・早いの講習では身につきません。じっくり時間をかけて、バディお互いが自己責任の下で潜水できるダイバーを目指し楽しんでいただきたいと思います。
ステップアップダイビング概要
スクーバダイバーコース 【SD】

スクーバダイビングの入門コースです。
このコースがダイビングを本格的に始める一番最初のコースです。 スキンダイビング技術とスクーバダイビングを楽しむために最低限必要な基礎的知識と技術を身につけます。
このコース修了後には、インストラクターやガイドの管理下で最大水深12Mまでの安全な海域でダイビングを楽しみます。
オープンウォーターコース 【OW】

上記OWダイバー修了後、安全にダイビングを楽しむために必要な3種類のスペシャリティーダイビング(SP)を 経験することで、このアドバンスOWダイバーへステップアップすることができます。
アドバンスアドベンチュラーコース 【AA】

スクーバダイビングの初級コースです。上記スクーバダイバーコースのトレーニング修了後、さらに最低2回 以上の海洋トレーニングを行います。安全潜水計画の立て方や、陸上・水面・水中において安全に自己管理できるための知識 と技術を身につけます。コース修了後は、バディ (仲間)同士お互いがすべて自己管理のもとで、最大水深18M までの安全な海域で ダイビングを楽しみます。
スペシャリティダイビング
スペシャリティダイビング(SP)とは、目的をもってダイビング活動ををおこなうことで、その目的に応じた知識や様々な環境を経験し、より安全性の高いダイバーとして活動することを目的としています。オープンウォーターダイバーコース修了者であれば、どのSPダイビングにも参加できます。また、様々なスペシャリティーダイビングとファンダイビングを組み合わせることで、気軽にCカードのステップアップもできます。ここでは、スペシャリティーダイビングの一部のコースを紹介します。
ニュートラルボイヤンシーSP【NB】

ニュートラルボイヤンシーとは、浮きも沈みもしない状態の中性浮力やホバーリングを指します。中性浮力をマスターするためにダイビング器材と呼吸の重要性を理解し、浮力を自在にコントロールすることで無駄な動きを抑え、疲労度を軽減し、さらには空気消費量までも長くなります。また、サンゴや水中生物等などを傷つけない地球に優しいダイバーになることを目的としています。
ナチュラルナビゲーションSP【NN】

水中世界では、陸上とは違い非常に方向がわかりくいです。そこで自然物(ナチュラル)をうまく利用して自分の進む方向や、大まかな自分のいる位置を判断しながら、迷うことなく戻ることができることを目的としています。
コンパスナビゲーションSP【CN】

上記ナチュラルナビゲーションだけでなく、磁気コンパスを使ってさらに正確な位置や方向をつかみ、確実にエントリー地点に戻ってこられることを最終目的としています。
ディープダイビングSP【DEE】

オープンウォーターコース取得後は、最大水深18Mまでの安全な海域で潜水をたのしむことができるダイバーですが、このスペシャリティーでは16Mから30Mまでの水深を経験し、それに伴う潜水障害の危険性とその回避、注意点と対処法を学びます。また、ダイビングコンピューターを使って潜水計画を立て、様々なシュミレーションを行います。
器材SP【ES】

スクーバダイビングは、100%器材に依存したスポーツです。そのため、器材の基本的な保守とトラブル処置方法についてもある程度の知識が必要になります。自己器材の正しい使い方、点検・調節方法を復習し、最良のコンディションでダイビングを楽しみます。
セルフレスキューSP【SRD】

スクーバダイビングでは、自分の命は自分で守るが基本。1人1人が安全潜水への意識向上を行い、日々の知識向上と緊急対処法トレーニングもマスターすることが大変重要になります。さらに環境やバディに対しても責任をもたなければなりません。いざ!というときの自己対処法を復習し、パニックに陥らないよう、また緊急事態に対応できる能力・技術を身につけます。
レスキューSP【RD】

スクーバダイビングで事故を起こさないためには、その潜在的な事故原因を知ることが大切です。また、パニックダイバーや意識不明ダイバーへの対処法を行い、人を助けることの難しさを学ぶことで、自分自身が事故に巻き込まれないダイバーを目指します。